ねこざんまい

ねこざんまいとは

私たちは、避妊去勢手術がされていない「飼い主のいない猫」に手術を行い、地域に戻す『地域猫活動(TNR)』を行う個人ボランティアの集まりで、活動を通して保護が必要となった猫の新しい家族探しも行っています。

保護が必要と思われる猫とは、病気・怪我・子猫・捨て猫等で、環境省統計資料によると、平成27年度における殺処分数は「67,091頭」、うち子猫は「44,068頭」と殺処分される猫の実に6割が子猫という現状です。個人での募集活動と比べて多くの方に猫たちを周知でき、家族を探す猫たちにとって出会いの機会も増えるため、志し同じ仲間と共同で譲渡会を開催しています。

過酷な外の生活を強いられる猫が1頭でも減るように...。
そして、優しい家族の下で1頭でも幸せになれますように...。
1日でも早く殺処分ゼロの世の中になりますように...。

そのような願いを持った個人ボランティアが集まり『ねこざんまい』を作りました。

私たちの活動は、里親希望してくださる方がいらっしゃるから継続していくことができます。1頭でも幸せにしてあげたいと思う方が居なければ、私たちは沢山の猫達を保護することもできません。 私たちの活動はたくさんの方に支えられています。その感謝の気持ちを忘れることなく、これからも猫たちの為に活動していきます。

TNRとは

みなさんの中にも、おなかをすかせて不憫な外猫に、一度くらいご飯やおやつをあげたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?

その優しい気持ちに、その時その猫は喜んだことでしょう。しかし、実はそれを多くの方が繰り返し行っていると、猫にとっても地域の住民の方にとってもよくない現象が起きることをご存知の方は多くないのが現実だと思います。

最近は発育の早い猫だと5か月で発情を迎え、妊娠が可能となります。1回の出産で平均3~5頭、多い猫では1回に8頭産むこともあります。そして1年に多くて3回出産した場合は、1頭だった猫が1年後には50頭を超える・・・ということが起こりうるほど猫の繁殖率は高いのです。

猫が増えすぎると地域の方は糞尿の被害や、発情期の猫の鳴き声やオス同士の喧嘩の鳴き声などで迷惑をし、増えすぎた猫たちも特に子猫は事故や事件、感染症や、野生動物の餌食になるなど、生まれても間もなく不幸な死を遂げることになります。

そこで私たちはこれ以上「飼い主のいない猫」が増えないようにするために、避妊去勢手術をされていない「飼い主のいない猫」を捕獲し(Trap)、避妊去勢手術(Neuter)をしたあと、元いた場所に戻し(Return)、そこで一代限りの命を全うできるよう、外猫用トイレを作ったり、トイレだけではなく、地域のお掃除などをして、人と猫が共生できるように猫のお世話・管理を行っています。

TNR後の猫の耳にはその証としてV字のカットが入っていたり、ピアスをつける地域もあります。ねこざんまいの保護猫にもV字カットが入った猫ちゃんがいますよ!会場で見かけたら、過酷な生活を送って今があるんだなぁ、とぜひ愛情を持ってナデナデしてあげてくださいね!

スタッフ紹介

ねこざんまいサポーターのみなさま

ねこざんまいは猫ちゃんを迎えて下さった里親様やSNSで応援して下さっている方、猫を愛する方たちのお手伝いに支えられ活動しています。

他にもたくさんの方がお手伝いしてくださっています!

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